愛されジョーズ

music writer 上野三樹

夏の手作り服。

幼稚園の発表会の衣装作りで力尽きた後、しばらく服作りをしてなかったんですが、久しぶりに娘のワンピースを作りました。

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リトミックのドレミのポーズです

制作中、大事なところで失敗して落ち込みましたが何とか完成。爽やかなブルーのリネン素材で、梅雨時もサラッと着れそうです。

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ついでにかわいいプリントのサルエルパンツも作りました。ゆったりしたデザインですが110の型紙、来年は着れないなー。子供の服作りは次々とサイズが変わるたびにパターン引き直すめんどくささあります。でもがんばって作った服を着てくれてるのを見るのが好きです。

CharaさんのバースデーライブBD

5月23日に、Charaさんの生誕50周年を記念したスペシャルライブの模様を収録した『Shut Up and Kiss Me! Chara's 50th Birthday Blitz』がリリースされました。

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誕生日当日のライブ、50歳になってますます神々しいCharaさんのパフォーマンスがパッケージされています。

音楽と共に人生を歩んできたCharaさんだから、私達もその時々の想いを聴かせてもらってここまできたから、伝わってくるもののパワーが凄まじい。

デビュー曲を歌うね、と言って彼女はちょっと照れたような顔をするけど、私達だって同じように、ちょっと恥ずかしいような照れくさいような気持ちになる。

あの頃の自分とか、あの頃の恋とか、イントロが流れただけでブワッと鳥肌レベルで思い出しちゃうから。もうそういうのはほんと、理屈じゃないね。

しかし。Charaさんは女性としての本能を強く感じさせる表現者であるけれど、それ以上に、根っからのミュージシャンであり職人なんだとインタビューをすると思う。

だから昔の曲でも、今の自分のスキルやバンド全体の熱気をめいっぱい込めて、新鮮なアレンジで届ける。いつまでも楽曲を枯らさないように水と栄養を与え続けている、Charaさんの音楽への愛情の深さを感じる。

本当に素晴らしいライブなんだけど、途中で息子さん(緋美くん)が出てきて歌いはじめた時のあまりの素敵さに涙が出そうになったよね。落ち着いた感じで良い声で歌うんだよ〜。歌い手って「う〜いえ〜」とか「お〜いえ〜」って言っただけで、どれだけその人の魅力が出せるかだと私はちょっと思ってるんだけど、彼も、ママ同様に、とっても素晴らしい「う〜いえ〜」を持っている。18歳で既に持っている!

娘さん(SUMIREさん)も花束を持ってきて、2人が見守る中でCharaさんがバースデーケーキのろうそくを吹き消す。Charaさんの大きな愛がふたりのお子さんの中でちゃんと育ったんだなと思った。愛する人との別れも経験されて、追い求めていた理想の形とは違うかもしれないけど、とっても幸せな50歳を迎えられたんだろうなと思う。ふたりの存在が何より最高のギフトだなって。

今作は完全生産限定盤ということで2冊の豪華なブックレットがついています。1冊にはCharaさんの日記が、そしてもう1冊にはライブで披露された曲の歌詞とCharaさんによる曲の解説がたっぷり掲載されています。私は曲解説のインタビューを担当させていただき、編集の上田智子さんがまとめてくださいました。

ライブに行かれた方は(制作の裏話いっぱいの!)曲解説を読んでから映像を見るとまた面白いと思います。

まさに「音楽の神様との結婚式」、そんなハッピーかつ神聖な映像作品。ブックレットも永久保存版ですよ。

 

 

犬と子供と代々木公園。

日差しは強いものの、時折、涼しい風が吹くという最高の気候に恵まれた日曜日。

友人たちと、その子供たちと、犬と。

かなり大所帯で代々木公園へ遊びに行ってきました。

公園で最初に目に入ってきたのは、大量のシャボン玉。

シャボン玉職人みたいなおじさんが、2本の長い竿を伸ばし、その間にあるチェーン状のものをシャボン液に付け、両手で竿をしならせるようにしてゆっくり動かすと、一斉に大量のシャボン玉が空へと放たれます!

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おお〜!『半分、青い。』のオープニングみたいですね。

子どもたちは夢中になってシャボン玉を追いかけて広場を走り回ります。

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一緒に行ったワンちゃんも楽しそう。

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飼い主も楽しそう(笑)。

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カメ美ちゃんは友達に借りた竹トンボ!?をしたのが楽しかったそうです。

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何人もの子どもたちにせがまれて代わる代わる木に登らせてあげていた友人。

明日は筋肉痛だろうな〜(笑)。

 

ちなみに写真は全てプロのカメラマンである平沼久奈ちゃんが撮影してくれたものです。hymyというユニットで家族写真なども撮影していて、東京近郊だと出張撮影もお願いできるそうです。スタジオでかしこまって撮影するのも良いけれど、外で遊びながら自然でリラックスした表情を撮ってもらうと、すごく記念になりますよ!

hymyphoto.com

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とても楽しい1日でした。

また月曜日からがんばろう〜!

玉川上水。

今日は月1恒例の音大取材で玉川上水へ。 

玉川上水といえば……だいすけお兄さんも通った国立音大です。

今回はジャズピアノ専攻の学生さんを取材するということで、トリオ編成のセッションも。ジャズの人たち特有の「共通言語で会話する」ような演奏、カッコいいですよね〜。

何より今回は、プロのジャズピアニストでもある先生(すごい有名な方です)によるレッスンにもお邪魔しました。

これがほんとに、見学料お支払いした方が良いのでは!と思うほど素晴らしかった。

ジャズピアノってきっと、当たり前かもしれないけど、ただ技術が高いだけじゃ弾けなくて、聴いてる側が興奮して叫びたくなったり鳥肌が立ったりする、というレベルになるまでの鍛錬とかセンスとか人生とか、色んなものが絡み合って奏でられる魔法みたいなものだと思う。

こんな充実した授業を受けられる時間って尊いなーって、それまでとは全く違う表情で先生の前で果敢にピアノと向き合う学生さんを見て思ったのでした。

今月は、16歳のジャズピアニストである甲田まひるさんの取材もあり、何だかジャズめいています。

ロックなバンドマン、シンガー、作曲家、俳優さん、芸人さん……色んな方に取材しますが、こちらの質問に対し、いつもとびきりの予想もつかない返しで驚かせてくれるのはジャズのミュージシャン説(私調べ)。会話をしていても「そうきたか!」という、面白さがあります。

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ぐでたまに乗っ取られている

ぐで玉川上水駅

ぐてたまラッピングの電車ってまだ走ってるのかな、見たかったな。

母の日にもらったもの。

5月はゴールデンウィークがあったから半ばくらいになって急にバタバタと忙しくなる、 ありがちなパターンきてますね。うむ。

私は先日、母の日のプレゼントをもらいました。カメ美ちゃんが幼稚園で制作した、ママの似顔絵つきストラップ。もう一方のプレートにはお花の絵と、この上に描いてあるやつ何?と聞いたら「神社!」だそうです。神社、こないだ行ったばかりだもんね。このストラップは、お守りというよりむしろ、神社そのものとしての機能を備えた非常にありがたいものであります。

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愛犬ニーナさん。

実は先日、自転車のカゴから飛び降りてケガをしてしまった愛犬ニーナさん。

目の上と顎を切り、犬歯も折れてすごく心配しましたが。

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元気になりました。

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連休明けの疲れや、ここ数日の寒さで体調を崩しがちですが、また今週末にゆっくりして元気に過ごしましょう!

 

「正夢になったフェス2018」。

もうすぐ、つばきの一色くんの一回忌。

つばきが主催する「正夢になったフェス」に行ってきました。

会場にはバンドの懐かしい写真が。

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メレンゲや、スネオヘアーさんや、

LOST IN TIMEや、セカイイチなどなど

たくさんの仲間たち。

それぞれが色んな気持ちを抱えながらステージに上がり、でも最後はこれからを生きて音楽を続けて行くんだという決意に満ちていた。

 

特にスネオヘアーさんの「バースデー」が無性に心に染みた。

彼は自分のことを「一色くんの一番新しい友達なんです」って嬉しそうに、でも淋しそうに言っていた。

 

そしてトリを飾るのはもちろん、一色くんの闘病中に、つばきの音楽を鳴らし続けるためにはじまった、つばきフレンズ。

一色くんがいなくなってからの、つばきフレンズは、また意味合いや、在り方も、当たり前だけど変わるんだ、と感じた。

これまでの、つばきフレンズの熱量は祈りそのものだった。

でも今日は、アーティストも、お客さんも、心のどこかでずっと一色くんの姿や、ギターの音や歌声や笑い声を探しながら、そこにいたんじゃないかな。

だけど、最後に出てきた、小高芳太朗LUNKHEAD)が、まだまだ何にも終わってねえぜ、って感じで熱唱してて。

一色くんに代わって、まだまだ伝えなきゃいけないことがあると言わんばかりに歌ってくれた。

 

あきらめた事もある

涙を流しながら

何もかもが嫌になって

明日が見えなかった

それでも笑えたのは

それでも歩けたのは

君がいてくれたから

ここまで来れたんだよ

「日々の扉」

 

発売中の『音楽と人』では、このフェスとつばきのベスト盤リリースに際し、メレンゲのクボさん、渡曾将士さん、スネオヘアーさんに取材して、つばきの1曲を語っていただいています。

彼らと一色くんの関係性も見えてくる内容になっていますので、そちらもぜひ。

 

つばきフレンズのワンマンも成功を祈ってます。

おかもとさんと小川くんにも、また音楽の現場で会えますように。私もがんばります。