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愛されジョーズ

music writer 上野三樹

誕生日にディズニーシーで魂を取り戻した話。

子育てをしていると時々、自分の魂が抜けそうな感覚になることがある。例えば朝からテレビで子供が見ている『クレヨンしんちゃん』をボーッと眺めながら朝ご飯を食べている時。炎天下の公園で子供が遊ぶのを目で追いながら立ち尽くしている時。自分のやりたいこととか楽しいこととかそういう意志がどこにあったのかもわからなくなるような、まさに魂が抜けるような感じ。母親というのは時々そういう時間を生きている。

ゴールデンウィーク最終日の朝、「今日はどこに行くの?」と尋ねる娘に旦那が「じゃあどっか行くか」とネットで調べ始めた。きっと仕事なんだろうなと思っている私は旦那にあらかじめ細かく予定を聞くことはあまりないので「え、今日遊びに行けるの。へえ」って感じで行き当たりばったりなお出かけが始まることもある。そこで候補に挙がったのが「アソボ〜ノ!」という東京ドームシティ内にある家族連れ向けの施設で、おもちゃや遊具がたくさんある人気スポット。東京ドームシティ全体では全国の年間入場者数ランキングで上位に入っているのを先日テレビで見たばかりだし、今日はかなり混んでるだろうなというのは容易に想像つく。あと、広そうなボールプールとすべり台の写真を見た瞬間思ったのは「これ、絶対に魂が抜けるやつや……!」。〈注:もちろん私も子供と一緒に楽しもう!という気持ちは(最初は)あるんだけど、長時間エンドレスに遊び続ける、しかも大量の子供たちの狂騒の中で自分の子を見守り続けるうちに、ふと意識が遠のいて魂が抜けるイメージ〉何と言っても今日は大事な節目となる私の誕生日なのだ。誕生日に魂が抜けることだけは避けたい。というわけで旦那に「どうせ混むところに行くなら親も楽しめる場所にしない?」と提案。半ば無理矢理にディズニーシーに連れて行ってもらうことに。

思えば“ものすごいディズニー好き”ではないけれど20代半ばくらいから、何だかんだ、年に2〜3回はディズニーランドもしくはシーに行っていた。妊娠して子供が生まれてからは全然行けてなくて、それを考えたら4年ぶりくらいに夢の国を訪れた。夢の国はやっぱり裏切らない。バスタ新宿から高速バスで30分、天気は薄曇りで、死ぬほど混んでるってわけでもないし、かなりのディズニー日和。お陰様で家族と嬉しい誕生日を過ごしました。

子連れ初ディズニーはいつにしよう?と思う人も多いと思うけど、3歳にもなると「自分で歩きたい」と「疲れたからベビーカーに乗りたい」の意思表示と選択が可能だし、激しいのは無理だけどメリーゴーランド系のアトラクションやシアター系のアトラクションも楽しめるので、親ものんびり充実した時間を過ごせてちょうど良かったです。子供はエレクトリックレールウェイ(電動式トロリー)みたいな乗り物も大好きだし、アラビアンコーストではジャスミンのフライングカーペットや3Dメガネをかけて観るマジックランプシアターでワクワクな顔をしてたし、マーメイドラグーンでは小さい子が安心して乗れるコースター系もたくさんあるので、小さい子連れの方にもディズニーシーはおすすめです。

ていうかたぶん私はマーメイドラグーンが好きすぎるんだと思う。あの薄暗い海底のパラダイス、ミステリアスでファンシーで、ちょっと気味悪い世界が。行く度に思うんですよね、ああここで暮したいな、って(笑)。

 

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