愛されジョーズ

music writer 上野三樹

ピッカピカの一年生♪になあれ。

先日お伝えした娘の国立小学校受験ですが・・・・

 

 

 

 

もうひとつの方もご縁なしでした〜!残念。合格発表には2校とも旦那に行ってもらったのでがっかり役ばかりさせて悪いなあと思いつつ。そもそも私自身は国立小学校には縁のない人間ですが(笑)、旦那は広島の国立小学校の出身なんですよ。なのでその運を信じてお願いしていたのですが(←これがそもそもプレッシャーですよね)、2回とも気落ちして帰ってきました。合格発表の場ではさまざまな人間模様があったようで、周りを気にせず無邪気に合格を喜ぶ人、それを見て「ちょっとは考えなさい!」と怒り出す人、「ママどうして泣いてるの?」と尋ねる男の子に「あんたが勉強しないからでしょうが!」と怒鳴るお母さんなどいらしたようで……わからなくもないけど、こればっかりは本当に仕方ない。国立小学校のお受験って本当に狭い枠の中での勝負だから、それが全てじゃないなと思います。

娘はお受験教室として通ったこぐま会のS先生の授業が大好きで、他の生徒さんは年長の初めから、早い子は年中から通ってる子たちの中に9月から急に入ったのに快く受け入れてくださり、「とても積極的でたくさんお話してくれます」とか「10個のしりとりが一番早く完成しました」など、たくさん励ましてもらいました。そこに臆さず加わって行く娘の勇敢さもすごいと思ったし、S先生との出会いがなかったら受験はやっていなかったかもしれない。こぐま会は直前対策講座や模試でもたくさんお世話になったので先生に良い報告ができればよかったのですが……。まあでも、3ヶ月っていうのがやっぱり無謀だったかな。あまりに長距離走になって子供が飽きちゃったり息切れしちゃったりするのも良くないし、そこは難しいところだなと思うけど。朝の登園前の短い時間で折り紙したり、義母が作ってくれた蝶々結びマシンで何度も練習したり、夕暮れの公園でケンケンパーしたり、色んな思い出ができて娘との絆も深まった時間でした。

f:id:miki0507:20191124142422j:plain

何度も通った吉祥寺。この猫なんだっけ……タマ?

合格発表の日の午後に、タイミング良く市の教育委員会から学校選択申し立ての承認通知が来ました。今って必ずや決められた近所の小学校に行かなくてはいけないわけではなくて、いわゆる越境の申請(学校選択)を普通にして良いんですね。自分が小学校に通っていた時代には考えもしなかったことだけど。なので家から近所のところで、一番良いと思える環境の市立の小学校に娘は春から通うことになりました。バスを3本乗り継いでまで国立小学校に通いたくなかった彼女は「やったー!」と喜んでいました。この怒涛の3ヶ月、何をしてどんな風に過ごしてきたのか、また機会があれば書きたいと思いますが、とりあえず疲れたー!終わったー!という感じです。速攻でランドセルを買いに行かなくちゃ。

www.youtube.com

そんな中で見つけたこの動画。小学一年生って、こんな感じでいいんだよなあって、ほっこりしました(笑)。チャットモンチー済の橋本絵莉子さんが歌われているそうです。

国立小学校受験という年内最大のミッション。

娘の国立小学校のお受験、終わりました。私が2019年の最初に掲げた2大ミッションは「車の免許を取ること」と「国立小学校受験」だったので、2つ目はまだ結果が出てないんですけど、ひとまずやりきった感いっぱいで12月を「これぞあたしのホリデーシーズン!」って感じで過ごそうと思います(笑)。

もともと「お受験」なんて大変そうだし縁遠い世界だと思っていたけど、昨年の秋から娘に「七田式プリント」というのをやらせてみたら割と毎日勉強する習慣がついて。七田式は1日3枚ずつプリントをやって10冊を1年かけてやるというものなんですけど最後の方は1日7枚ずつやったりして夏に全部終わっちゃったんです。そこで次は何をしようかな?と試しに国立小学校の過去問題集をやらせてみたら七田式でさんざんやっていたのと似ていたりして、なんかこれイケる感じ……?と思っちゃったんですよね。それで、その過去問題集を発行しているお受験教室が吉祥寺にあったので9月に体験を受けにいったら、先生の授業が面白かったみたいで娘がどハマリして。付け焼き刃すぎるんですけど、そこから3ヶ月、塾にも通いながら受験対策をしたという感じでした。

国立小学校の受験って、もちろんその学校によって傾向が違うんですけど、毎年毎年だいたい同じようなことをやるんです。ペーパーテストも、観覧車が回ったら誰がどこの位置にいるかとか、重なった積み木を上から見たらどう見えるかとか、お話を聞いて後の問題に答えるとか、ローテーションで同じようなものが出題される。しかもペーパーテストだけじゃなく、立ち幅跳びやケンケンパーなどの運動、友達と協力して遊べるかを見られる行動観察、ちぎり絵や折り紙などの制作、これらも同じように重要課題で。そういうことを全く知らずに始めたので、この3ヶ月間、ほんとに色んなことを詰め込みました。お金も労力もすごく使ったけど、娘と一緒に目標に向かってがんばることが楽しかったなという充実感でいっぱいです。試験自体は2日間だったんだけど、両日ともにほとんど30〜40分くらいの短い試験時間だったので、そんな1時間そこらで子供は何が発揮できるんだろう、何を判断してもらえるんだろうという気持ちも正直あります。もしかしたらご縁があるかもしれないし、ないかもしれないけど、まあどっちでも楽しかったからいいや。悔いはないっ。

試験の初日、親と子が2列に並んで、子どもたちだけが試験教室に連れて行かれた瞬間、一番前のお父さんが手で顔を覆って空を仰いだ……泣いてるんです。わかる、わかるよ!今までがんばってきたんだもんね!

ちなみにうちの居住区域からは2校受けられたのですが、まず真っ先に筑波大附属小学校は抽選でダメでした。毎年、3000人を超える受験者を誇る日本一人気の国立小学校だそうです。ちなみに受かるの120人とかね。勉強はやるけど「遠いところの小学校行くの嫌だな〜」と受験自体にはあまり興味を持っていなかった娘に「嘉納治五郎先生のいる小学校だよ!」と言うと「え、そうなの!?」と目を輝かせていたので『いだてん』見せてて良かったな〜と思いましたけど。地元の小学校も広くて環境が良さそうなので、どこに行くことになっても、たくさん友達を作って好きなことを勉強して楽しんで欲しいな。私も彼女のサポートをしつつ、仕事もしつつ、来年からどんな生活スタイルになるかなと今から不安すぎてワクワクしています(笑)。

f:id:miki0507:20191203212438j:plain

夜、上手くいかないのが悔しくて泣きながら「ちぎり」の練習をする娘。

 

札幌の朝に起こった、プチ事件。

f:id:miki0507:20190827003504j:image

 初日は台風の影響で中止になってしまった「RISING SUN ROCK FESTIVAL2019」。2日目は嘘みたいな快晴で、レンタカーを借りていた私(と娘)は車で石狩湾の会場まで行くことになっていた。しかし前日の夜に「音楽と人」チーム(編集、ライター、カメラマン)のご飯会に参加した時、ジャンボタクシーにひとりだけ乗れないので編集長(である旦那)を私の車に乗せて欲しいということになった。

 会場に車を停めるには駐車券が必要になるのだが、その駐車券購入のための抽選に外れたのがわかったのがほんの数日前で。Twitterでそれをぼやいたところ駐車券が余っているという方が譲ってくださることになり、しかしスマホチケットだから当日に駐車場でお会いする必要があると。出発前に旦那にそのことを伝え、会場周辺に近づいたら、その方と連絡を取ってもらいたいとお願いした。すると旦那は、そういうことが苦手なのか面倒くさくなったのか「俺は会場に着いたらすぐに打ち合わせがあるから無理!」と言われた。ああそうですか、って、なるよね普通。私は運転していてスマホの操作ができないのだから、そのくらいしてくれたっていいはず。でも「仕事だから」って言われたら仕方ない。

 まずは家族でホテルを出発し、音人チームが宿泊しているホテルへ。ホテル1階にあるコンビニの前に今日、彼らが乗り込むジャンタクが停まっている。「その後ろに車を停めて」と旦那に言われたけど、これは……これはもしかして、縦列駐車!言ってもいいですか、教習所以外で縦列駐車するの初めてなんですけど!という心の叫びなどつゆ知らず、私がモタモタしている間に旦那はサッと車を降り、スタッフと合流して「おはようございまーす!」なんて挨拶を交わしている。ジャンタクの運転手さんがバックしながらハンドルを右に左にぐるぐる回して苦戦している私に気づき、縦列駐車を誘導してくれた。車を降りて、運転手さんに「ありがとうございます、今日は後ろから会場まで付いていきますので宜しくお願いします!」とお礼のついでにご挨拶。この人に付いていけば間違いなく会場までたどり着けるんだ、と思ったらとても心強かった。そうだ今のうちにトイレに行っておこうとコンビニに駆け込むと、旦那が「もう出発しますよ〜」とすれ違いざまに声をかけてきた。トイレに行った後、急いで車に戻ってシートベルトを付けたタイミングで、前のジャンタクがおもむろに出発!旦那は車に乗っていなかったので「そっか、結局ジャンタクに乗るんじゃん」、と思い、私は車のナビに会場の住所を入れるタイミングもないままだったので、とにかくジャンタクの後を追うように車を出発させた。

 ジャンタクの運ちゃんはさすがにプロフェッショナルで札幌の街をスイスイと走っていく。後ろから明らかに運転に慣れていない軽自動車が必死についてきているのがわかっているからか、そんなに無茶な車線変更などもなく、こちらに配慮してくださっているようにも感じた。ならば、その運ちゃんの想いにも応えるべく、完璧に後ろに付いていくしかない。付いていけば確実に石狩湾に到着するのだ、そんな気持ちでどのくらい走っただろうか、私はかなり集中して運転していた。やがて後部座席の娘が「なんか、いっぱい電話がかかってくるんだけど」と話しかけてきた。彼女は旦那のスマホYouTubeを見ていた。「あ、スマホこっちに置いていったんだ、もしかしたら暇だから前のジャンタクから娘に電話をかけてるのかな」と何となく思った。「電話、取ってあげたらいいじゃん」と、後ろを振り返った数秒で、旦那の大きな荷物もこの車に積みっぱなしであることを確認した。特に何か問題が起こっているとまだ感じていなかったので、まだまだジャンタクの後ろを走ることに集中していたが、娘はYouTubeが見れないくらいあまりにも何度も電話がかかってくるので仕方なく対応しているようで、そのうちに「電話を切らないでってパパが言ってる」「パパは車に乗ってないんだって」――え?何?「パパはタクシーに乗ってるんだって」「だからどこかで車を停めて欲しいんだって」という5歳の伝言をいくつか繋ぎ合わせて私はようやく状況を把握した。旦那はこの車にはもちろん、前を走るジャンタクにも乗っていなかったのである。しかもケータイもなく、幸い、お金だけは持っていたようで、タクシーに乗り、タクシーの運転手さんに電話を借りて娘に必死の訴えを続けていたのだ。私はジャンタクを追うことを諦め、近くのコンビニに車を停めて現在地を伝え、旦那が乗ったタクシーを待った。

 「音楽と人」チームを乗せたジャンタクが先頭を、その後ろを私と娘が乗った軽自動車が追いかけ、それを置き去りにされた旦那(編集長)がタクシーで追いかけるって……どんな状況よ(笑)。旦那は娘に頼まれてコンビニで麦茶を買っているうちに、置いてかれちゃったそうです。

 言い訳させてもらうと、まあ何というか、出発前の「仕事だから無理!」っていうのがなかったら、こういうことになってないと思う。あの時に私は「わかりました自己責任ですねこっちで何とかしますね」というモードに入ってしまった。コンビニで「もうすぐ出発しますよ〜」と言われたのも「そっちはそっちでよろしくね」的な聞こえ方で、私はジャンタクの後を慌てて出発するしかなかった。旦那は結局、軽自動車の助手席で駐車場待ちの渋滞に巻き込まれながら、スマホチケットの持ち主との交渉もしてくれました。札幌の街でスマホも荷物もなくて置いていかれたら焦っただろうなあ。私ももうちょっと余裕があったら良かったなと反省しつつも思い出すだけで笑っちゃう、この夏とびきりのプチ事件でした!

子供ゴコロと防犯カメラ。

今日の夕方のこと。幼稚園にカメ美を迎えに行くと、延長保育の先生がわざわざ内線で職員室から主任の先生を呼び出してきた。何事かと思いきや、やってきた主任の先生はこう言った。「今日、同じクラスのRちゃんがいたずらをして砂場にカメ美ちゃんとSくんの連絡帳を埋めてしまったんです……。Rちゃんはみんなのカバンが置いてある場所から誰のものとも気にせずに取り出して持って行っちゃったみたいで。別の男の子が砂場で発見してくれたので、防犯カメラで確認したところRちゃんが隠していたことがわかり、これはやっちゃいけないことだよと叱りました」と。

Rちゃんはいつもカメ美とサッカーチームでタッグを組んでいる活発な感じの女の子で、私にとってはそのいたずらの様子をイメージすると何だか笑っちゃうくらいの出来事だった。でも主任の先生はすごく丁寧にこの事件の顛末を説明してくれて、恐らく砂にまみれたであろう連絡帳も「綺麗にしておきましたので!本当にすみません」と謝っていた。「大丈夫ですよー」なんて言いながら帰宅しつつ、事件そのものよりも防犯カメラで確認したってサラッと言ったけど結構すごいことだよなー、今の子供たちって幼稚園でいたずらしてもすぐ発覚しちゃうんだなーと思った。

帰宅してカメ美に詳しく話を聞いてみると、サッカーをしている途中に担任の先生が来てカメ美とSくんを呼び出し「ふたりで砂場で遊んだ?」とまず聞かれたという。彼らはもちろん砂場で遊んでいないし、もちろん自分たちで連絡帳をそこに埋めるなんてことはしていない。「だったら誰が?」ということで防犯カメラによる特定が行われたんだと思う。もしかしたら第一発見者である別の男の子が犯人だと思われる可能性もあっただろうし、ましてや園児を全員集合させて問い詰めるなんてことよりも効率はいいのだろう。

ただ大事なのは、砂場に友達の連絡帳を隠そう!と思いつき、実際に行動した女の子がどんな気持ちでやったかを考えることじゃないかなと思った。カメ美はこの件について「Rちゃんはたぶんね、こんなことしたの初めてだと思うよ。だからね、もう許したんだー」と言っていた。私も思うに、最初はすごく楽しかったんじゃないかなと。そんな話をしているとRちゃんのママから電話がかかってきて猛烈に謝罪された。Rちゃんのママもやっぱり「やった後で大変なことをしてしまったと気づいたようです」と言っていた。事故や犯罪者などの特定に便利な防犯カメラだけど、幼稚園の中にいる子供の気持ちまでは映像に映らない。幼稚園の先生方がしてくれる対処にはいつも感謝しているけど、親としても頭ごなしに「これは悪いこと!」と切り捨てないで、ちゃんと考えて、ちゃんと話して、イメージしてみることって大事だなと思う。白黒つけるのに厳しすぎる世の中で生きていく子どもたちにこそ、何かあったときにはゆっくりと向き合って見守っていきたいなと思ったプチ事件でした。

秋の靖國神社。

f:id:miki0507:20181019123233j:image

昨日、取材が近くだったので靖國神社を通りました。鳥居、こんなに大きい。

 

帰りは九段下から武道館の開演前のザワザワを抜けて。

和田アキ子さん主催のWADA FESだったんですね。

今朝のワイドショーでは、沢田研二さんがコンサートをキャンセルした話題。

その番組では何故か「昨日、武道館に来ていた和田アキ子ファンはどう思ったか?」という取材をしていました。アッコさんのコスプレというか、赤い唇やら何やらを顔に貼り付けたような、突っ込みどころ満載の女性ファンの方が「アッコさんはそんなことしないと思いますけど…」と言った。「アッコさんは(客がいるかいないかではなく)歌うこと、にプライドがある方ですから」と。見た目は大変ふざけていたが、理解の深いファンだなと思う。でも、それと同じように、沢田研二さんのファンは彼なりのプライドもきっと理解しているのだろう。アーティストとファンの関係性は長年の繋がりの中から築かれるもの。ファンの中には今回のことに納得している人もいるはずだ。なんてことを思ったよ。

 

映画『きみの鳥はうたえる』

今日は映画『きみの鳥はうたえる』を観てきました。 

タイトルはビートルズの「And Your Bird Can Sing」からきているそう。

個人的に、この曲、ビートルズの中で一番好きかもっていうくらい好きです。

f:id:miki0507:20180913141515j:image

ヒロインは石橋静河さん。

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で、派手ではないのにとんでもない存在感を醸し出していて大好きになった女優さん。

最近では朝ドラ『半分、青い。』で律の奥さん・より子を嫌な感じで(笑)演じてらっしゃいますが。

彼女の内側から光が溢れるような魅力が、思う存分に羽ばたくような作品でした。

透明感のある瞳の美しさ。

心の芯の静けさをあらわすような落ち着いたトーンの声。

クラブで何気なく踊るシーンで発揮される自由な身体。

カラオケで「オリビアを聴きながら」(ハナレグミバージョン)を歌うシーンでは、歌も本気出したら絶対すごいでしょ、って感じで、どんどん引き込まれました。

 

ひょんなことから始まる、3人の青春の日々。

お酒を飲んで笑って、ビリヤードして笑って、卓球して笑って、またお酒飲んで笑って、恋をして、ちょっとバイトして。

その隙間に、それぞれの憂いの表情が見える。

言ってみればただそれだけの、これぞ青春映画。

だけど坂道の先に海や山が見える函館の街並みや、柄本佑さんと染谷将太さん然り、ただそこに立っているだけで味わい深い役者さんたちが、ただそれだけじゃない何かを残す。

 

それにしても、ナチュラルに見えて実は策士?だなあ、石橋静河さん演じる佐知子は。

この物語、恋愛偏差値が高い女子が見れば「ムフフ」とほくそ笑み、勘の良い男子なら「してやられた!」と思うはずだけど。どうでしょうか。とても良い時間が過ごせた、好きな映画でした。

 

映画『きみの鳥はうたえる』オフィシャルサイト

 

 

 

「anan」No.2117 熱狂の現場 特集。

先週はPerfumeあ〜ちゃんの連載内で娘がお世話になった「anan」ですが、今週号では「熱狂の現場。」という特集内にて、ちゃんみなさんとRIRIさんの対談&ライブレポートを担当させていただきました。

まるでバービー人形のような端正なルックスと明るいキャラクター、そして一聴すれば本物だとわかる圧倒的な歌唱力で魅了するR&BシンガーのRIRIさん。

まさにセクシー・ダイナマイトなルックスで観るものを釘付けにするダンス、刺激的で生々しい想いを巧妙な言葉遣いで心地よく聴かせるラッパーのちゃんみなさん。

キャラクターや存在感、表現の仕方は、全く別ベクトル!?なんだけど同じ10代で。ちゃんみなは「練馬のビヨンセ」とか言ってるけど日・英・韓のトリリンガルだし、RIRIもロス修行に行きまくってるしで、日本のみならず世界を視野に入れて音楽活動をしているという共通項を持つふたり。

「anan」のネクスト・ブレイク特集でも紹介させてもらったこのふたりの、まさかの対談実現に興奮しました。姉御肌のちゃんみなと、妹みたいなRIRIのやりとり、かわいかった!

今回の特集では、表紙の関ジャニ∞をはじめ、サカナクションのライブレポや、きゃりーぱみゅぱみゅ水曜日のカンパネラの密着、宇多田ヒカルの分析記事など盛りだくさん。安室奈美恵さんやモーニング娘。’18も。

小説家・西加奈子さんによるチャットモンチーのライブレポも素晴らしく、ライブレポなのに、そんなに長い文章じゃないのに、ああこれは西さんの「小説」だなあと思ったし、何より、とても彼女たちの音楽の核心部分を突いた鋭いものでした。

ほんとに熱のこもった特集ですので、まだ読んでない方はお早めにどうぞ!

 

f:id:miki0507:20180910153234j:image

 

anan(アンアン) 2018年 9月12日号 No.2117 [熱狂の現場。/関ジャニ∞]

anan(アンアン) 2018年 9月12日号 No.2117 [熱狂の現場。/関ジャニ∞]