愛されジョーズ

music writer 上野三樹

もうすぐ発表会。

こんばんは。娘も4歳にもなると、寝かしつけがいらなくなってきたので本当に楽になってきました。添い寝して自分もついウトウトしてしまってから再起動して仕事したり家事をしたりするの辛いんです。育児にはその時々で色んな問題や心配事がつきものだけど、色んなことが一瞬で過ぎ去っていきます。このスピード感に救われたり、ちょっとさびしくなったりする毎日です。

そんなカメ美ちゃん4歳の、幼稚園の発表会がいよいよ今週末に近づいてきました。近所の市民会館を借り切って、年少・年中・年長がそれぞれ午前と午後の2チームにわかれて出し物を披露します。年少はメロディオンの演奏とお遊戯。私はうっかり発表会の衣装係になったので、年末年始は他のお母さんたちと一緒に制作がんばりました。

思えばこの衣装係に向けて昨年の夏頃から娘の服を作ったりしていたのですが。

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とてもじゃないけどこんなレベルでは追いつけないクオリティの衣装を幼稚園に求められ、なおそれに応えられるママたちが集まったプロ集団――私がうっかり足を踏み入れてしまった発表会の衣装係というのはそういうものだったのです。何せ今年はディズニーの歌と踊りをやるとかで、ミッキーやミニー、ピーターパンにドナルドやデイジー、そしてプリンセスや王子といった何種類もの衣装を人数分。私もドナルドのちょうちんブルマみたいなのを量産し、セーラーカラーのブラウスを縫いました。別のママに見本を渡されて、これと同じように縫ってね!と言われるのですが……え……縫い方……わかんないし……そもそもセーラーカラーのブラウス縫ったことないです……とか絶対に絶対に言えないですから!みんなドレスとかジャケットとか更なるハイクオリティなものを作ってますから!残念!……って感じで何とか気合いで作り終えました。何で衣装係なんてなっちゃったんだろう。他に楽そうな係あったのに。そして私、何で被服科の短大を中退しちゃったんだろう。結局何も学んでないというか何一つ課題も出さずにやめちゃったことを、これまでの人生の中で一番後悔しました。

他の衣装係のママたちも、高校と大学が家政科でした、とか、そういう人たちが多くて。完成した衣装がズラリと並べられた様は、業者ですか?って感じ。このチームでビジネスできそうな勢いでした。私なんて出る幕ないわ〜!

セーラーカラーの襟のところ、前身頃、後ろ身頃、見返し、襟と、何枚も重ねて縫わなきゃいけなかったりして、緊張して死ぬかと思ったけど何とか出来上がって良かったです。そしてがんばって作った衣装を子供たちが着て舞台に立つところを想像しただけで泣けてきます。ていうか親のほうが緊張する……!どうなることやら。あ、ちなみに娘はプリンセス役だということで、どんな台詞を言うの?と聞くと「ちょっとおかしなこと言ってもいい?」、だって。それ『アナ雪』やん!ミッキーとミニーとアナ雪の共演でしょうか(笑)、楽しみです。

 

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