愛されジョーズ

music writer 上野三樹

フレンチトースト戦争。

連休最終日の今日は、朝から娘がフレンチトーストが食べたいというので、作ってあげたら「パパのフレンチトーストの方がいい!」と言われてしまった。食パンが1枚しかなかったから、卵1個と牛乳少しにきび砂糖で味付けをした液に浸して、バターで焼いて。ちょうどいい感じの焦げ目もついた、私にとっては完璧に美味しいフレンチトーストだったのに。旦那に食べさせてみてもイマイチだったのか「卵何個つかった?」と聞かれる始末。旦那の作るそれは、卵多めで焼き加減も私が作るものよりゆるくて、おまけに仕上げに白砂糖をふりかける。砂糖のジャリジャリ感がいいらしいのだが、そもそも浸してある液の中にも砂糖がはいっているのだし、糖分の摂りすぎだと思う。

ホットケーキとかと違って、フレンチトーストって作り手によって、だいぶ違いの出る食べ物だよね。あんまりパンを液に浸さない派の人とか、あんまり焦げ目を付けない派の人とか、前の日から液につけて冷蔵庫で寝かせておく派の人とか、色々いるはずだよね。しかし「パパのフレンチトーストがいい!」と言われたら、もうそこで試合終了なのである。私はもう二度とフレンチトーストを作ることはないだろう。パパの料理担当が増えたので楽だな〜と思うことにしよう。悲しみー!