愛されジョーズ

music writer 上野三樹

心理学の勉強を始めて気づいたこと。

大学の単位認定試験も全て終わり、そろそろ2年目の履修登録をしなきゃいけない時期になってきました。心理学専攻とはいえ専門的な授業はまだいくつかしかなかったのですが、ひとつ気が付いた重要なことがあります。それは、実は心理学って理系なんだってこと。統計学、データ分析、エクセルでのグラフや表の作成、めちゃくちゃやらされます。心理学を学ぼうとする人のほとんどが文系で、数学が苦手な人も多いので、これは結構な落とし穴のようです。はい、自分も完全にこの落とし穴にハマりました。

「心理学は科学的なものの見方に最もこだわっている学問」だそうで、科学的な立場を放棄した心理学者など、ただの心理学マニアだ、なんて言われよう。大学を出て、大学院まで進んで、資格試験を受けようと思っている人にとっては実験法・測定法・統計法を学ぶことは避けて通れぬ道のようです。はぁ……今さら積率相関係数とかやると思ってなかったし(つうかそもそも高校で習ったっけ)。平均値、中央値、最頻値まではわかるけど、有意水準とか臨界値とか出てきたら、ただ泣きた〜くな〜るの〜♩ですよ。ミポリンな。エクセルも使えないのに適当にグラフ作って提出したレポート、やっぱり不合格でした。

ここは1から勉強しようと「こども統計学」を読んでみました。

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うん……オラにもわかるだよ……。でもその後ろに控えている「心理学実験演習図表作成マニュアル」への飛距離が遠すぎる。振り返れば、数学なんて自分の人生に絶対必要ないと思ってたな。高校3年生の時に、進学校の中でひとクラスだけ設けられた美大・音大・短大のコースにいたので、数学の勉強してる人は周りにいなかったな〜なんて思い出してたら。かつて私と同じクラスで卒業後は美容系の専門学校に行ってヘアメイクアーティストとして活動している友達が今、化粧品成分の検定に挑戦していることを知りました。彼女もまた、苦手な数学に今になって向き合っていると。「でも大人になった。今の私ならできるかもしれんやん。」って懐かしい博多弁で書いてあって。そうだね。今までの人生経験が、苦手なものにも立ち向かう勇気になる、かもしれないが。脳みそ、ついて行けるかいな!?誰か統計とかエクセルとか得意な人いたら教えてください!