愛されジョーズ

music writer 上野三樹

ストライプのサルエルパンツ完成。

手触りがサラッとしていて気持ちが良いストライプ柄の生地で、カメ美ちゃん(3歳)のサルエルパンツを作りました。2枚の布を縫い合わせてウエストにゴムを入れるだけの簡単な作りなので、初心者でも2〜3時間あったら作れます。裾周りにもゴムを入れる予定でしたが、真っ直ぐダボッとしたシルエットで着るのも可愛いのでそのままに仕上げました。

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カメ美ちゃんはいつも「これ着てみて〜」と言うと嬉しそうに着てくれます。ウエストのゴムの感じもちょうど良さそう。使用したのは『小さな子どものためのかわいい服』という本のパターン。簡単なパターンを少しずつアレンジして色んな服を作れるように提案してあるし、生地を変えることで夏も冬も着れるような可愛い服がたくさん載っています。

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とはいえ「こんな簡単なパンツでも2〜3時間はかかるんだよなあ……」と思ったり。というのも、以前「とあるきっかけがあって洋裁をはじめた」と書きましたが。実は春に、幼稚園のクラスの係決めがあって、そこで「発表会で子供たちが着る衣装を作る係」になってしまったのです。その発表会というのがまず何をするのかさえ知らないのですが、おそらくお遊戯会的なものでしょう。年明けの2月くらいに開催されるそうで、この係になった人は(クラスでふたりしかいないんですが)、冬休みの間にクラス全員26人分の衣装を作らなきゃいけないそうです。大事なとこなので2回言いますけど、ふたりで26人ぶん……!

ちなみにひとりひとつは何らかの係にならなきゃいけなかったのですが。運動会係(準備に追われて当日は自分の子の競技を見ることさえも危うい忙しさらしい)や、お祭り係(炎天下で焼きそばやラムネを売り続ける)など、どれもなかなか過酷そうなものでした。なのでいっそ、黙々と制作する衣装係はどうだろう、子供たちが可愛い衣装を着てくれたら嬉しいし、なんて思って引き受けました。それと、「私、実は短大が被服科だったし」というたかをくくりました。これが完全に間違いだったと、久しぶりにミシンと向き合ってみて、実際に服を作って感じていることです。「どうしよーーーーーう!」(心の叫び)。果たしてカメ美ちゃんのクラスではどんな衣装を作るのか予想もつきませんが、一応、簡単なワンピースとかパンツとかベストくらいなら作れるように、大急ぎで絶賛修行中であります。