衝撃の体操参観。
5月はゴールデンウィークで休んだしわ寄せが一気に月末の取材&締め切りラッシュを生むことはいつものことながら。それに加えて何だかんだで幼稚園に呼び出される行事が盛りだくさんの日々でした。炎天下のもとでの避難訓練が終わり、お次は芝生の上で体操参観。娘の幼稚園はスポーツクラブの先生が来てくれる体操の時間が毎週あり、それを1クラスずつの交代で30分ほど親が参観します。
1周50メートルほどある園庭を全力で走ることや、ストレッチはもちろん、背の順に並ぶことや、前にならえをすることも、まだまだ覚えたての年少さんたち。何をするのもとっても楽しそうです。
まずは男の子からトラック1周。それぞれの個性はあるものの、みんな全力で走り、1番になった子は先生に名前を呼ばれて「高い高〜い!」してもらって嬉しそう。そしていざ、女の子の番。親たちは少し離れた場所から各自カメラを構えて見ているのですが、私も同じようにカメラを動画にセッティングしているうちに、「よーい、スタート!」の合図で女の子たちが一斉に走り出しました。娘がどこにいるかわからないまま、走る子供たちをモニター越しに追います。ひとつ、ふたつ、みっつと子供たちがコーナーを曲がり、まだ娘の姿が見つからないので、ゴールの瞬間をしっかり収めようと、そちらにレンズを向けます。ひとり、ふたり、さんにん、とゴールしていきますが、まだまだ娘は走ってきません。あれ、と思った瞬間、「○○ちゃんも、頑張ってるからみんな応援してあげてー!」と体操の先生。見ると、遥か後ろの方から担任の先生に手を引かれながら顔をくしゃくしゃにして泣きながら走る‥‥うちの娘(笑)。どうやら、かなりの序盤、ひとつめのコーナーあたりで既に転んでいたようです。まさに号泣を絵に描いたような姿でなんとかゴールし、1番の子の「高い高〜い!」の後、「じゃあ(娘)ちゃんもがんばったから、高い高〜い!」と、オマケでしてもらい、ベソかきながらも嬉しそう。
男の子の2周目レースが終わり、女の子の2周目レース。今度こそ転ばずに走ってくれー!と願いつつ、もうカメラを構えるのは止めてじっくり見ていたら、走ってはいるものの何だか遅い。まだ半周しか走ってないのに他の子たちがゴールし始めたことに気づくやいなや、クルッと90度体の向きを変え、トラックを半分に横切って走るという手段でゴール!隣のお母さんも「すんごいショートカットしましたね!」とびっくり。そして先生の「1番早かったお友達は誰かな〜?」の問いにドヤ顔で胸張ってアピール。どうやらまた「高い高〜い!」して欲しくて気持ちだけが先走っちゃった様です。
それからストレッチ&壁を使っての逆立ちです。先生が「では最初に、向こうの壁まで先生と行って、『みんな集まれー!』をしてくれるお友達はいるかな?」と言うと1番乗りで「はいっ!はいっ!」と猛烈アピールする女の子。ええ、うちの娘です。「カッコ良く体操座りができてる子にやってもらおうかなー?」と先生が言ってるのに立ち上がり、「はいっ!はいっ!」。先生の真正面まで歩いて進み、「(娘)ちゃん、体操座りカッコ良くできるから!」と更に主張。「えっ、立ってるじゃん(笑)」と戸惑いつつ先生も根負けして⁈「じゃあ、お願いします!」。もうひとりの男の子とふたりで、園庭の壁まで走り、両手を広げて「みんな集まれー‼︎」。するとクラスのみんなが一斉に走り出す。よく見ると、しっかり両手を広げた娘を目がけて、ひとりの男の子がダッシュで走り寄り、そのままギューッとハグ。それを娘は全力で受け止めていました。その後も得意げにストレッチのポーズを決めていた娘でしたが友達とぶつかり再び号泣して担任になぐさめられながら体操参観終了。エモすぎ。
何だか色んな意味で、娘やるなーと、思い知った衝撃の体操参観でした。入園早々に園長先生が娘のことを「とても積極的なので園全体で目立ってます」と言っていたのがよくわかりました。ははは(汗)。
旦那に動画などを見せると「これは俺の血じゃない!俺の血じゃない!」と、のたまう。私の血なのでしょうか⁈ でも、張り切るわりにドジる、というのは身に覚えがあります(笑)。そんなとこ似てもアドバイスできないから!