「正夢になったフェス2018」。
もうすぐ、つばきの一色くんの一回忌。
つばきが主催する「正夢になったフェス」に行ってきました。
会場にはバンドの懐かしい写真が。
LOST IN TIMEや、セカイイチなどなど
たくさんの仲間たち。
それぞれが色んな気持ちを抱えながらステージに上がり、でも最後はこれからを生きて音楽を続けて行くんだという決意に満ちていた。
特にスネオヘアーさんの「バースデー」が無性に心に染みた。
彼は自分のことを「一色くんの一番新しい友達なんです」って嬉しそうに、でも淋しそうに言っていた。
そしてトリを飾るのはもちろん、一色くんの闘病中に、つばきの音楽を鳴らし続けるためにはじまった、つばきフレンズ。
一色くんがいなくなってからの、つばきフレンズは、また意味合いや、在り方も、当たり前だけど変わるんだ、と感じた。
これまでの、つばきフレンズの熱量は祈りそのものだった。
でも今日は、アーティストも、お客さんも、心のどこかでずっと一色くんの姿や、ギターの音や歌声や笑い声を探しながら、そこにいたんじゃないかな。
だけど、最後に出てきた、小高芳太朗(LUNKHEAD)が、まだまだ何にも終わってねえぜ、って感じで熱唱してて。
一色くんに代わって、まだまだ伝えなきゃいけないことがあると言わんばかりに歌ってくれた。
あきらめた事もある
涙を流しながら
何もかもが嫌になって
明日が見えなかった
*
それでも笑えたのは
それでも歩けたのは
君がいてくれたから
ここまで来れたんだよ
「日々の扉」
発売中の『音楽と人』では、このフェスとつばきのベスト盤リリースに際し、メレンゲのクボさん、渡曾将士さん、スネオヘアーさんに取材して、つばきの1曲を語っていただいています。
彼らと一色くんの関係性も見えてくる内容になっていますので、そちらもぜひ。
つばきフレンズのワンマンも成功を祈ってます。
おかもとさんと小川くんにも、また音楽の現場で会えますように。私もがんばります。