愛されジョーズ

music writer 上野三樹

そして4月がやってくる。

今日も東京での新型コロナウイルスにおける新たな感染者数は78人と最多記録を更新。娘のチアダンスで通っているスポーツジムは4月1日から営業を再開します!と意気込んでいるのだが、どう考えても環境が「3密」(人が密集し、密閉空間で、密接して過ごす)なので、悩んだ末に1ヶ月の休会をお願いしようと電話で連絡した。「では、5月からは自動的に復帰ということになりますが、よろしいですか」とだけクールに言われた。その後、リトミック教室からもサッカークラブからも連絡があり、4月の半ばまでお休みとのこと。これだから本当に毎日、気が気じゃないし、先の予定が全く立てられない。ライブやイベント関連も、3月に延期された振替公演が、更に延期となるパターンも多々でてきた。そしてそれ以上に、世の中の空気が3月末の、半信半疑で休校を受け入れたり外出自粛していたムードとは完全に変わったことを感じる。例え、何かしらの集まりが開催されていたとしても、例え、飲食店が「こんな時ですが新しいメニューが始まってますので来てください」と言っても(インスタで見たぞ)、例え、バンドマンが「こんな時だからこそ音楽の力に触れてください、最高の夜にします」と言っても(マジでこの文面、Twitterで見た)、本当に本当に後悔のないように自分で考えて行動しなきゃいけない。もっと言えば、本当に本当に家にいるべき時なのだ。

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*畑の中のスターバックス

とはいえ。明日から娘は学童クラブ。小学校はまだ入学前だけど、学童から先に始まる。娘は家にばかりいて運動する時間が急激に減ったからか、珍しく便秘気味で病院に行ったほど。そうしたそもそもの健康状態も気になるし、私も原稿を書かなきゃいけない。

先ほど、脚本家の宮藤官九郎さんがコロナに感染されたというニュースが。これ以上の悲劇は起こってほしくない。ドキドキすることばかりだけど、睡眠、食事をしっかりとって元気に戦おう。元気でいるために。